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5大日常肝炎予防でもう慌てない!

衛生福利部2014年の統計によると、肝癌は10大癌による死因の第二位となっています。毎年13,000人の国民が肝臓の疾病により亡くなっており、総死亡数の約8%にあたります。脳卒中、糖尿病、事故や障害によるものより多く、肝臓を守ることは健康な体の重要なキーポイントとなっています。

輝雄診所徐美玉副院長によると、肝臓は人の身体の中で特に複雑な器官であり、エネルギー(グリコーゲン)を蓄えたり胆汁を作るだけではなく、多種にわたる代謝によってできた毒素を排出することができます。外部からのウイルス、酒、薬物により肝細胞が破壊されると、肝細胞が損傷し、肝炎を引き起こします。

台湾において、ウイルスは肝炎を引き起こすもっともよく見られる原因です。現在のところ、A、B、C、D、E型等の肝炎ウイルスが発見されています。この中で、A型は通常、突然の発熱、倦怠感、食欲不振、嘔吐、腹部不快感といった症状が見られます。A型ウイルスは慢性肝炎に至ることはありませんが、急性或いは劇症肝炎を引き起こします。

現在のところ、国民はB型、C型肝炎に罹患している患者が最も多いことが臨床で分かっています。B型肝炎の感染経路で主なものは、胎児が出生時、キャリアの母親の血液、体液中よりB型肝炎ウイルスに感染すること、或いは、輸血、注射、ピアス、性行為等の過程で、B型肝炎ウイルスが体内に進入することです。C型肝炎について、台湾において成人の感染率は約4%で、感染経路はB型肝炎と同様、感染後の症状は人それぞれです。B型肝炎、C型肝炎ウイルスに感染すると、通常、急性肝炎→劇症肝炎→慢性肝炎→肝硬変→肝がんと症状が経過します。

栄養士によると、肝炎は通常、個人の飲食習慣、飲酒、仕事のストレス等と関係し、はじめのうちは無症状で、人によっては食欲が落ちたり、吐き気、嘔吐、腹部不快感があり、さらには関節痛、黄疸、軽微発熱等がみられることもあります。もしも処置をせず放っておけば、肝炎から肝硬変に、症状が重くなると肝がんを引き起こします。もしすでに肝炎ウイルスのキャリアであることが分かっている人は、定期的な検査或いはフォローアップを受けてください。検査時は、肝機能、AFP、腹部超音波を行いましょう。

日常的には、以下の5項目を守って予防に努めましょう。
  • 肝炎の予防はまずは定期的に検査を受けることです。もし肝機能の値が高めの異常が続くようであれば、必ず専門医師のもとで治療とフォローアップを行いましょう。
  • 徹夜や過労を避け、規則正しい生活を心がけましょう。
  • 夜はしっかり休みましょう。毎日7~9時間の睡眠時間が必要です。
  • バランスのとれた食事を心がけましょう。ビタミンC、ビタミンB、抗酸化作用のある野菜や果物、例えばアスパラガス、ピーマン、ブロッコリー、にんじん、トマト、りんご、オレンジ等を多く摂りましょう。
  • ピーナッツ製品、臭豆腐、豆板醤、豆腐乳などはアフラトキシンを合成しやすく、肝臓の負担を増加させます。摂取は少なめにしましょう。