胃食道逆流症(GERD)といいます。主な自覚症状は、胸やけです。特に、空腹時や夜間の胸やけが特徴的です。
原因:
・胃液の逆流を防ぐ機能の低下
本来食道と胃のつなぎ目の部分は括約筋と呼ばれる筋肉などで胃の中のものが逆流しないように弁の働きを持っていますが、加齢とともにこの働きが弱くなったり、食道裂孔ヘルニアや胃の手術などで形態が変わることによって起こります。
・食道や胃の蠕動運動の低下
食道へ逆流してきた胃液を胃に送り込むのが遅れ、食道内にとどまる時間が長くなったり、胃炎や胃潰瘍などによって胃の働きが弱まり食物が長時間とどまるようになると起こりやすくなります。
検査:
一般的には内視鏡検査を行います。これにより逆流に伴う食道の発赤やびらんの有無を知ることができ、また必要に応じて組織検査をおこないます。過去の病歴と併せて診断します。