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消化器内視鏡

Gastrointestinal endoscopy

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カプセル内視鏡

カプセル内視鏡とは、幅1.1cm、長さ2.6cm(大きめのビタミン剤くらい)、重さ3.7gのカプセル状の内視鏡で(添付図)、カメラ、画像データ送信器と精密電池が内蔵されています。 従来の消化管内視鏡では、小腸は観察できませんでしたが、カプセル内視鏡によってすべての腸が観察可能になりました。しかも従来の他の検査法よりも病変検出率が高いのです。アメリカ食品医薬品局(FDA)は2003年7月2日、カプセル内視鏡システムが小腸の最も進んだ検査であると正式発表しました。また、挿入の必要がないカプセル内視鏡は使い方が簡単で、受診者に従来の挿入式内視鏡のような不快感や恐怖心を与えることもなく、日常生活を送りながら検査を行うことができます。また、カプセルは使い捨てなので、感染の心配もありません。


▸ どんなときにカプセル内視鏡を使いますか?

胃大腸内視鏡検査後も病気の原因がはっきりせず、小腸病変が疑われる時、カプセル内視鏡でさらに進んだ検査をすることができます。小腸の動き(蠕動)とともに、カプセル内視鏡で小腸の大部分を撮ることができます。カプセル内視鏡で血管の異常増殖、小腸腫瘤、小腸憩室、寄生虫、さらに小腸粘膜病変などを見つけることができます。これらの病変は小腸の出血により慢性の貧血を引き起こし、さらに腹部の痛みや不快感を起こします。したがって、原因不明の貧血・腹痛があって、胃大腸内視鏡検査を行っても原因が分からない場合は、カプセル内視鏡検査を検討します。


▸ カプセル内視鏡の注意点は?

嚥下障害がある方はカプセル内視鏡検査ができません。カプセル内視鏡は腸の蠕動とともに移動するので、腸が動いていない、または腸の閉塞・狭窄がある場合、カプセル内視鏡は腸の中で引っかかってしまいます。これらの症状がある方もカプセル内視鏡検査ができません。その他、カプセル内視鏡の人体への悪影響は確認されていませんが、無線電波を使用し、体外へ映像を送るので、心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方や、妊娠中の方にはお勧めできません。また、10歳以下の小児患者も臨床研究での安全性が確認されていないため、使用しないほうが良いでしょう。カプセル内視鏡は使い捨てなので衛生的で安全ですが、健康保険の給付対象外のため、自費検査になります。


▸ カプセル内視鏡はどのように使用しますか?

受診者は決められた禁食時間を過ぎ、携帯CDプレーヤー大の無線送受信機を装着した後、薬を飲むような感じでカプセルを飲みます。消化管の蠕動でカプセルが前へ移動すると同時にカプセルは画像を撮っていますが、受診者には不快な感覚はありません。受診者は検査中も一般的な日常生活をすることができます。食道から胃、小腸、大腸まで、カプセル内視鏡は電池がなくなるまで毎秒2~14回画像を撮影し、最後は肛門から便と一緒に排出され検査が終了します。撮影された画像は無線送信器から受診者の腰につけた無線記録器に送られます。記録器からコンピューターに保存された画像から、医師が病変の部位及び原因を探し出します。